ぼくたちが退屈な世界を生きるのは、使命を見つけること以外にはありません
アインシュタインは「天才と凡人の違い」についてあることを言っています。「あなたたちはゴミの山から一つの宝物を見つけるまで探す、私はゴミの山から全ての宝物が見つかるまで探し出す」あなたたちというのは、僕たち凡人のことを言っています。
ぼくたちはゴミの山から一つの宝物を見つけるまで探す。つまり、ゴミの山のようにたくさんある、したいことから一つだけ、続けられるほど楽しいことが見つかったら後 は、残りのものを確認もしないまま、「あんなこともできたらいいよなぁ」なんて言います。そして死ぬ間際になって「もっと自分のしたいことをしたらよかった」と言って人生が終わります。
//ダイヤモンドを磨くこと
しかし、アインシュタインは違います。彼は「 ゴミの山から全てのものが見つかるまで探し出す」と言っています。つまり、彼らはゴミの山から一つの才能を見つけても、それで終わりにしないんです。
「まだ ゴミの山は残ってるから、他に今見つけた個性よりももっと素晴らしい個性があるんじゃないか」と彼らは思うわけです。ダイヤモンドは大変な価値をもっている けれど、磨いてみないとその価値はわからない。それはただの石ころです。だから彼らはその石とも、ダイヤモンドともわからないゴミを、実際に判断できるま で磨き続けます。
//死ななければどうということはない
ゴミの山が一つもなくなるまで。彼らは本当になんでもやります。少しで も興味のあることに関しては、死ぬかもしれないことでもします。エベレストに登ったり、世界一周をしたりかっこよく歩いてみたり。やっちゃ悪いことなんかない。死ななけ れば何をやったっていいんです。人生は一度しかないんだから。
そ うしてやっと全てのゴミの山が、やりたいことがなくなったときに、本当に自分のしたいことが、初めて比較できるようになって、一番やって楽しかったことを使命とするんです。彼らは探し続けました。ジョブズが言ったように、貪欲に謙虚に。だから使命を見つけるには探し続けることです。少しでもしたいことが あればやってください。
あ んまり大きいと実行するのに時間がかかって、結局やらなかったりします。なんでもいいんです。かっこよく文字を書くとか、一日ずっーと寝てみるとか。で きることはどんどんやってください。やっていく内にまた新しいやりたいことが必ず見つかります。やりたいことは連鎖していくんです。夢も、何もない人も、一歩から始まります。
//コロンブスの卵
ま ず今、最高の一歩を踏み出してみてください。アメリカ大陸を初めて見つけたコロンブスのように。この先にはどんな未来があるんだろう と想像して。どんな冒険が待っているのかワクワクしながら。使命を全うすることは生きる意味ではありません。生きる意味とは使命を見つけることなんです。