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【源氏物語】光源氏は愛する女性を追い求め、何を得たのか?【紫式部】

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世界最古の恋愛小説として、評価を受けている物語があるのはご存知でしょうか?光源氏という人物が母を求めて、次々と女性を愛していく物語。 源氏物語のことです。光源氏は優れた美貌と数々の詩を読み、多くの女性を虜にしていました。その女性の対象は様々で、幼なじみから人妻、年下に年上、 あらゆる年代の女性を愛し続けていきました。

 

光 源氏が求めたのは母親に似た人物です。というよりも母親そのものを求めていました。彼がまだ幼かった頃に母親は亡くなってしまいます。そのために、母親の 愛情を求めて多くの女性を愛したというわけです。源氏物語のテーマはもののあわれだと言います。「もののあわれ」とは無限なるものへの憧れということ です。死んでしまった母親は、もう二度と会うことはできません。なぜなら、母親はすでに死んでしまっていて、同じ人間は存在しないからです。

 

光 源氏は答えのない疑問を追い求めていくことになったのです。彼は母親を求めていたのですが、亡くなったのが小さい頃だったため、あまり記憶がありません。 もともとどんな人物だったかさへもわからぬまま、母親を求めていったのです。その姿は天才が天使を求める姿に酷似しています。天才にとって天使とは純粋な 存在であり、実態のないものだからです。

 

で は光源氏は「もののあわれ」なるものを追い求めた結果(あるいは、天使を求めた結果)、何を手にすることができたのでしょうか?話を読み進めて行くと、彼 はある時点で出家をします。つまり、永遠なるものを追い求めた彼は、ある時に悟りました。「もう母親は存在しない」やがて、多くの女性と関係を持ってし まった、光源氏は多くの問題が浮き彫りになり、俗世から身を消すことを望んだのです。

 

天 使を求めた結果、何も得るものはありませんでした。しかし、四十年間、その答えを悟るまで行動をし続けたのです。このお話からもわかる通り、天使の存在は 人を動かすための道筋を与える役目であり、憧れであり、純粋でもあるのです。ですが、彼はそのものを求めてしまったために、遂には、俗世から見を隠すこと になったのです。

 

もちろん、彼の行いは無駄に終わったわけではありません。こうして天使だけを求めることは彼の使命であり、その行く末を、その身を持って示してくれたのですから。天使は行動を促すために必要不可欠な存在です。しかし、それのみを求めるだけでは、何も達成しえないのです。

 

天 才になり、使命を果たすためには、多大なエネルギーが必要です。そのためにも天使という存在があなたの周りにもいないか確認してみてはどうでしょうか?天 使はその純粋な存在性から、あなたに多くのエネルギーをもたらします。だれだって好きな人にカッコワルイ姿は見せたくないですよね?