Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

楽しく生きることは、とっても難しい。

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わたしたちは、毎日のように何かを選択しています。

そうして大抵は「あっちにしておけば良かった」「こうすれば良かったんだ」と言って後悔。

その後も、ずるずると引きずって未来のチャンスを潰しているのに気付きません。

凡人の多くはそんなんなのです。

未来からやってくるチャンスをチャンスだとも思わずに、ただ流れに沿って身を潜めています。

だから「自分には選択がない」と思っているのです。

しかし、天才は違います。

天才は鮭のような人たちです。

鮭は川の流れに逆流して、川の上流を目指し、必死に先へと進もうとします。

そこには多くの困難が待ち構えています。

食料にしようと待ち構えるクマ。

結果、力尽き果て、その身を川の底へと沈ませていくもの。

たいていは、悲惨な結果となるのですが、そこから這い上がれた一部の鮭が、

後世に種を残していくことができるのです。

これってものすごく、天才の人生に似ているんです。

 

 チャンスは「上流」から

 

よく、人生は川に例えられます。

魚自身が現在。その上流は未来。下流は過去。

大抵の人は下流に沿って行こうとします。

その方が楽だし、過去という安定した思い出の中で生きていけるからです。

しかし、天才は上流へと向かいます。

上流からはいつもチャンスが流れていて、そのうち下流へと流れていく。

そのチャンスを無駄にしないためにも、常に上を向いて、準備をしているというわけです。

もちろん、うまく捕まえられないこともあります。

チャンスは流れていくものですし、その意思はわたしたちとは関係がありません。

ですが、チャンスをものにしてきたからこそ、後世に名を残してきたのも間違いないのです。

凡人は下ばかりをみて、気づいた時には、チャンスがもう、手の届かない所にあります。

それって楽なんですよ。だけど、やっぱりそれまで。

過去は過去で、変えられない現実に後悔して、自分を慰めて生きていく。

この人たちは天才になれるわけがないのです。

 

 「楽しい」は難しい

 

天才になるためには、常に前を向いていなければなりません。

それはきっと、辛いことも、あると思います。

でも楽な方には行かないでください。それは前ではなく、下です。

楽しい方へ行ってください。それが前なんです。

ただ楽しく生きる。それはとっても難しいことかもしれませんが……

辛い思い出ほど、後で良い思い出になる。

誰かが、そんなことを言っていた気がします。