Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

運命のひとって誰だろう

f:id:cid5761:20141211165140j:plain

 

運命のひとはわたしです

 
→なぜなら、人間は自分とは何者なのかを追い求める生き物だから。
→相手自身を自己に投影して、自分とは何者なのかを確かめている。
→だから、理想の相手を愛した人は、自分を愛したことになる。
→人を心の底から愛するには、欠点も長所も愛さなくてはいけない。
→相手の欠点を愛せないのは、自分自身の欠点が、本当に嫌いで、それを目の当たりにしたから。
→男性と女性が別れてしまうのは、そんな理由。
→神さまは、人に欠点を与えた。神さま自身も自分を確かめるために。
 
岡本太郎(芸術家。日本。)
「自分の姿のありのまま直視する、それは強さだ」
 
「自分は自分自身を求めている。彼女は彼女自身を求めている。お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会いというものだ」

 

 

 

越えられない壁を超える

 
越 えられない壁は誰にでも、行動している人になら、平等にやってくる。いくら、壁を越えようとも、また道はふさがり、その先は閉ざされてしまう。文字どお り、越えられない壁なのだ。しかし、それを認識した時に、壁は形を変え、新たな次元へと変化する。壁は越えられない。ならば、壁を壁とは思わなければいい だけのことだ。壁を超えるための方法は一つとして存在しない。ただ、物事を見る解像度を上げるのだ。
 
パブロ・ピカソ(芸術家。フランス。)
「私は探し求めない。見出すのだ」
 

旅をして見つけた一つの答え

 
世 界には何があるのか。世界にはその果てがあるのか。気になって、世界中を旅したことがありました。毎晩、生きることの苦しさや大変さを実感しながら、いつ のまにか、一年が過ぎていました。そこには誰もいない、すべてが雪におおわれた土地の上に立っていました。周りには何もありません。生命という生命が凍り つき、その姿を白く染め上げていました。そこで、わたしは思い出しました。世界の果てには何があるのか。そこには何もないようでしたが、唯一、一つの生命 があったのです!それは、私自身でした。きっと、この事実は宇宙に飛び立ったとしても、変わらないことでしょう。世界はわたしであり、わたしは世界なのだ から。
 
アーネスト・ヘミングウェイ(小説家。ロシア。)
「旅をして唯一わかったことは、どんなに遠くへ行こうとも、自分からは離れられないということだ」
 

名言は星のパズル

 
天 才の言葉は星のようなものです。数えきれないほど散りばめられた星の欠片を、組み合わせると、いつかは一つの惑星になります。その惑星には重力が生じて、 あらゆる物質を引き込み、やがて新たな生命が誕生します。そうして、その生命体は、また言葉を生み出し、星となり、やがて惑星を作り出すのです。
 

イノベーションは爆発だ

 
イ ノベーションはただでは起きません。それは一つの爆発のようなものなのです。超新星というのをご存知でしょうか?高密度、大質量の恒星が、その一生を終え るときに起こす大規模な爆発現象です。まさにそのようなもので、人の意識という意識が高密度、大質量に混ざり合い、そのうちの一つが、既成概念を超越した 際に、その他の意識も連鎖していくのです。イノベーションとは爆発なのです。岡本太郎風に言えば、芸術とは爆発であり、全身全霊をぶつけるということで す。しかし、イノベーションを起こすためには、一つの信念とも言える「核」が必要です。核がなければ、混ざりあうこともないですし、爆発することもありま せん。なので、なにか核となるものを、探しだすことです。そのヒントは言葉にあります。イノベーションとは、求めている人がいるからこそ、あるものなので す。