20世紀を代表する、芸術家「岡本太郎」と「ピカソ」が残したこと
20世紀。時代を代表する芸術家が2人いました。誰もがその行動や言動に驚き、感嘆し、これが天才なんだと、みなを納得させた人たち「岡本太郎」と「ピカソ」です。
2人に共通するのは、どちらも「子供であれ」と言ったことです。最も素晴らしい絵を書くのは、4~5歳の子供だと彼らは言いました。天才であるためのヒントを、彼らの言葉を紡ぎだして、「天才とは何者なのか」を考えてみることにしようと思います。
岡本太郎
岡本 太郎(おかもと たろう、1911年2月26日 - 1996年1月7日)は、日本の芸術家。血液型はO型。 1930年から1940年までフランスで過ごす。抽象美術運動やシュルレアリスム運動とも交流した。第二次世界大戦後、日本で積極的に絵画・立体作品を制作するかたわら、縄文時代や沖縄の芸術を再評価するなど文筆活動も行い、雑誌やテレビなどのメディアにも1950年代から積極的に出演した。
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人生に命を賭けていないんだ。だから、とかくただの傍観者になってしまう。
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いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。
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人間は精神が広がるときと、とじこもるときが必ずある。強烈にとじこもりがちな人ほど逆にひろがるときがくる。
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人間にとって成功とはいったいなんだろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。
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自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ。
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気まぐれでも、何でもかまわない。ふと惹かれるものがあったら、計画性を考えないで、パッと、何でもいいから、そのときやりたいことに手を出してみるといい。不思議なもので、自分が求めているときには、それにこたえてくれるものが、自然にわかるものだ。
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下手のほうがいいんだ。笑い出すほと不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。
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むかしの夢によりかかったり、くよくよすることは、現在を侮辱し、おのれを貧困化することにしかならない。
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素朴に、無邪気に、幼児のような眼をみはらなければ、世界はふくらまない。
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きみはあなた自身を創造していると思いなさい。
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自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。なければなおいい、今までの世の中で能力とか、才能なんて思われていたものを超えた、決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。
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人生の目的は悟ることではありません。生きるんです。人間は動物ですから。
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自分の価値観を持って生きるってことは嫌われても当たり前なんだ。
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恋愛だって芸術だって、おなじだ。一体なんだ。全身をぶつけること。そこに素晴らしさがある。
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流行なんて、文字通り流れていく。
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全生命が瞬間に開ききること。それが爆発だ。
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不動のものが価値だというのは自分を守りたい本能からくる錯覚にすぎないんだ。破壊こそ創造の母だ。
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大体、いちばん素晴らしい絵を描くのは4,5歳くらいの子供だよ。
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他人のものはもちろん、たとえ自分の仕事でも、なぞってはならない。
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自分が実際にそうである以上に見たがったり、また見せようとしたり、あるいは逆に、実力以下に感じて卑屈になってみたり、また自己防衛本能から安全なカラの中にはいって身をまもるために、わざと自分を低く見せようとすること、そこから堕落していくんだよ。
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人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。
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ぼくは口が裂けても、アキラメロなどとは言わない。
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手慣れたものには飛躍がない。常にシロウトとして、危険を犯し、直感にかけてこそ、ひらめきが生まれるのだ。
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猛烈に自分を強くし、鋭くし、責任をとって問題を進めていく以外にない。
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壁は自分自身だ。
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人生は意義ある悲劇だ。それで美しいのだ。生き甲斐がある。
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むしろ「成功は失敗のもと」と逆に言いたい。その方が、この人生の面白さを性格に言いあてている。
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いいんだ。岡本太郎の責任でやるんだから。
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誰のためにつくるんだろう。考えたことがあるか。自分のために?そんなの甘っちょろい。植木づくりでもやるんならそれでいいんだ。金のために?だったら創るより早い方法がいくらでもあるだろう。
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女には、生まれつき筋をつらぬく面がある。男よりずっとしっかりしているよ。
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ただこの世の中に生まれてきたから、惰性で生きるなんて、そんなやつは、生きている必要はない。
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逃げない、はればれと立ち向かう。それがぼくのモットーだ。
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自分の好きな音を勝ってに出す、出したい音を出したらいい。
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私は、人生の岐路に立ったとき、いつも困難なほうの道を選んできた。
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自分が何をやりたいか、何を伝えたいかがわかっていたら、技術は後からついてくる。
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まっさらな目をもて!そして目的を捨てろ!
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孤独であって、充実している、そういうのが人間だ。
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愛をうまく告白しようとか、自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、構える必要はない。きみの体全体が愛の告白なのだ。
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自然に生き、自分の気持ちをほんとうに伸ばしてゆこうとすれば、まず、いたるところで残酷に、壁に突き当たる。
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面白いねぇ、実に。オレの人生は。だって道がないんだ。目の前にはいつも、なんにもない。ただ前に向かって心身をぶつけて挑む、瞬間があるだけ。
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危険だ、という道は必ず、自分の生きたい道なのだ。
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ぼくはいつも自分が純粋に感じたこと、考えたことを、理解されようがされまいがダイレクトにぶつける。
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ナマ身で運命と対決して歓喜する。それがほんとうの生命感。
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なんでもいいから、まずはやってみる。それだけなんだよ。
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同じことを繰り返すくらいなら、死んでしまえ。
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自分の中にどうしても譲れないものがある。それを守ろうとするから弱くなる。そんなもの、ぶち壊してしまえ!
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人間の生活は矛盾だらけだ。それに耐え、そのマイナス面をプラスの面に転化してゆくこと。それが創ることなんだね。
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年とともに若くなっていくのが自分でわかるね。
パブロ・ピカソ
パブロ・ピカソ[1](1881年10月25日 - 1973年4月8日)は、スペインのマラガに生まれ、フランスで制作活動をした画家、素描家、彫刻家。ジョルジュ・ブラックとともに、キュビスムの創始者として知られる。生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。
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私は探し求めない。見出すのだ。
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できると思えばできる、できないと思えばできない。これは、ゆるぎない絶対的な法則である。
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子供は誰でも芸術家だ。問題は、大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。
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昔、母は私にこう言った。お前が軍人になれば、将軍となるでしょう。修道士となれば、法王となるでしょう。そして私は画家となり、ピカソとなった。
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芸術とは、われわれに真実を悟らせてくれる嘘である。
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想像できることは、すべて現実なのだ。
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芸術は日々の生活のほこりを、魂から洗い流してくれる。
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私はいつも自分のできないことをしている。そうすればそのやり方を学べるからだ。優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む。
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人生で最も素晴らしい癒やし、それが愛なのだ。
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私は対象を見たままではなく、私が思うように描くのだ。
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すべては奇跡だ。例えば、お風呂に入ったとき、あなたがお湯に溶けてしまわないことだって。
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人は物や人に意味を見出そうとする。これは我々の時代にはびこる病気だ。
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いかなる創造活動も、はじめは破壊活動だ。
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明日に延ばしてもいいものは、やり残して死んでもかまわないことだけだ。
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芸術作品は、部屋に飾るためにあるのではない。敵との闘争における武器なのだ。
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私は大金を持った貧乏人のように暮らしたい。
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若くなるには、時間がかかる。
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女の顔はキャンバスだ。毎日女は少しだけ若い自画像をそこに描いている。
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大切なことは、熱狂的状況を作り出すことだ。
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ひらめきは、自分で呼び込めるものではない。わたしにできるのは、ひらめきを形にすることだけだ。
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芸術は悲しみと苦しみから生まれる。わたした立ち止まりなどはしない。
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回教徒が寺院に入るとき靴をぬぐように、私は仕事中、ドアの外に肉体をおいてくる。
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芸術家の資格は、智慧と注意と誠実と意志のみである。
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わたしの健康を祝して乾杯してくれ!
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それにしてもあの絵は全然彼女ににていないな。なに、彼女の方でだんだん絵に似てくるさ。
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私の想像の源泉は、私が愛する人々である。
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冒険こそが、わたしの存在理由である。
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自分には過去も未来もない。ただ現在に生きようが為に絵を描くのである。
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ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ。