Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

天才による、26の「天才」に関する言葉

 

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わたしたちは良く、「天才とは才能のある人物のことである」という。しかし、この定義は果たして本当に正しいといえるのだろうか。少し考えてみてほしい。天才ではない凡人が、「天才について」定義しても、天才自身ではないのだから、あまり正確な定義ではないと思わないだろうか。

 

だから、ここで天才による、「天才」に関する言葉を集めてみることにしました。果たして、天才自身は本当に自分が才能ある人物だと思っていたのだろうか。それとも、努力こそが才能だと思っていたのだろうか。26の「天才」に関する言葉から考えてみようと思います。

 

天才による「天才」とは

 

・天才ってのは、自分を信じる、自分の力を信じるってことなんだ。
ゴーリキー


・自分自身の思想を信じ、自分にとって真実であるものを信じ、
自分の心で万人の真実を信じるものが天才である。
「エマーソン」


・誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ。
「野口 英世」


・馬鹿と天才とは、この世に存在することはまれである。すべてが我々凡人の世界である。
その中で半歩前に踏み出すことのできる勇気を持つ事が大切である。
「吉田 忠雄」


・才能のない人たちが芸術を追求するほど悲惨なことはない。
「サモセット・モーム


・天才が立派な仕事を開始し、労働がその仕事を完成させる。
ジュベール


・天才は万人から人類の花と認められながら、いたるところに苦難と混乱を惹起する。
天才は常に孤立して生まれ、孤独の運命を持つ。
「へルマン・ヘッセ」


・大部分の人たちの才能は、おしまいには一つの欠点となるものだ。
老人になるにつれて、この欠点はますます顕著になってくる。
「サント・ブーウ」


・天才?そんなものは決してない。ただ勉強です。方法です。
不断に計画しているということです。
ロダン


・努力しない天才よりも、努力する鈍才のほうがよけいに仕事をするだろう。
「ジョン・アヴェブリー」


・真の天分とは、並外れたことをするのではなく、普通のことを並外れてうまくやる才能のことだ。
「ルイス・ウィルソン」


・天才――賞賛するにあたらない。一種の精神病だ。
「フローベル」


・世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。
「ヴァレリー」

 

・民衆は上からではなく、下から更新される。
無名の人達の中から出現する天才こそ、人民の若さと精力を更新する天才だ。
「ウッドロ・ウィルソン」


・天才とは1%のインスピレーション(霊感)と99%のパースピレーション(発汗)である。
エジソン


・どんな天才も同僚たちとは違った角度で世の中を見るが、ここに彼の悲劇がある。
「エリス」


・天才とは、何よりもまず苦悩を受けとめる先駆的な能力のことである。
「カーライル」


・天才も不滅ではないということほど、凡人にとって慰めになることはない。
ゲーテ


・天才の特徴は、凡人がひいたレールに自分の思想をのせないことだ。
スタンダール


・十で神童、十五で才子、二十過ぎればただの人。
「日本人」


・百星の明は一月の光に如かず
「劉安」


・在命中に偉大であった人間は、死ぬと十倍も偉大になる。
「カーライル」


・偉人には三種ある。生まれたときから偉大な人、努力して偉人になった人、
偉大な人間になることを強いられた人。
「シェークスピア」


・桃李もの言わず、下みずから蹊(けい)を成す。
(徳のある人物は自ら求めずとも、人々は慕ってくる)
司馬遷


・人間が偉大になればなるほど、罵倒の矢に当たりやすくなる。
凡人には罵倒の矢さえなかなか当たらない。
「ハイネ」


・偉人の名声は、それを得るために用いた手段によって評価されるべきである。
「ラ=ブリュイエール」

 

彼らの言葉からわかる共通点

彼らが言った天才の共通点とは、どんなに苦しくても、ひたすらに行動をしていた人物だというのが妥当だと思います。多くの何者でもない人たちが、行動してくれる人を求めていたからであり、その期待に応えるために立ち上がれた人が天才なのではないでしょうか。ここからわかる唯一のことは、天才とは全くもって、華やかな人生ではないということです……。