Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

世の中に絶望している人は、子どもになりきろう

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なぜならコインの表には必ず裏があるように、自分の才能を発見するためには、一度自分を見失うことが必要だからです。

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天才と云われる人たちは、人生の中で必ず、絶望するような体験をしています。それは自己の喪失を意味します。どのようにして彼らは絶望し、その暗い道を進むことができたのでしょうか?

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彼らなりの絶望の歩き方を探ってみようと思います。

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天才たちは総じて躁うつ病にかかっているケースが多いです。精神状態のハイは、自己発見している時であり、精神状態のローは、自己喪失している時です。
例えば、画家であるゴッホや、小説家であるヘミングウェイ、作曲家であるベートヴェンがそれにあたります。

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この体験をリベレート(解放)と呼びます。躁うつであると、リベレート体験が多いため、天才が生まれやすいと推測できます。

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このようにリベレート体験は、何度も自己喪失と自己発見を繰り返します。考えてみると、天才とは自己発見をして、才能を導き出した人物と言えます。

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それでは天才になるために、これから何をしたらいいのでしょうか。ぼくも人間なので、誰でも自己喪失させるワケにはいきません。なので、すでにリベレート体験中の人たちへお話します。言いたいことは一つだけ。Be Childー子どもであれ。それだけです。

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なぜ天才であるために、子どもである必要があるのでしょうか。多くの天才たちは「子どもであることが大切なんだ」といっています。子どもは毎日を未知の世界に生きています。人間の奥底には未知の世界を知りたいという欲求があります。

未知の発見をしたということは、自己の認識につながります。そして自己の認識をした時、人間は自分が生きているということを直接感じて、表しようのない快感や歓びに包まれるのです。

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それをぼくたちは「発見」と呼び、それが生まれる過程を「初めてのキス、ハンバーグの味理論」と呼んでいます。だれもが好きな人とのファーストキスをした時は、興奮が止まらないですし、初めてしっかりと調理された料理を食べた時は、手が止まらないものです。

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そして、多くの大人がこの初体験という快感に満ちた記憶を大人になっても追い求めます。それが結果的には才能と呼ばれ、多くの人たちに愛されるのです。スポーツ選手は誰もが子どもの頃に憧れます。パイロットや芸術家も同じです。子どものころに描いた将来の夢は多くの人に愛され、才能となるのです。

 

だからこそ、天才になるためには一度、子どもになりきる必要があります。

 

子どもになりきるためには、普段子どもたちがどんな世界を歩いているのか、知る必要があります。

子どもたちは私たち大人とは違い、周りは知らないことだらけです。そんな世界を生き抜くためには、日々、ものごとに仮説をたて、実験を繰り返し、発見をしなければなりません。

このように、子どもとは「科学者であり、探検家」なのです。

 

しかし、私たちの大人の周りには何も新しい発見は潜んでいないように思います。

ですがこれはただの思い過ごしだったことが明らかになっています。Googleのシュミット会長は、原始時代からつい最近の現代までの情報量は2エクサバイトだったと言います。しかし、現在では2日間で2エクサバイトの情報量が生まれては消えていると言います。これだけでも世の中には未知の世界で溢れていることがわかります。

実際に今すぐ、会社を辞めて、学校を中退した時のことを考えて見ると、周りは危険に満ち、知らないことだらけだということを思い知らされます。私たちは実は、未知の世界から得体のしれない何かを、恐れているだけで、すぐにでも科学者や探検家になるチャンスが潜んでいるのです。