Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

自殺しようと考える人へ「そんな世界が退屈なら、天才になれば?」

 

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自殺する人は、この退屈で不公平な世界に耐え切れなくなったのだ

 

日本は自殺大国と呼ばれています。年間三万人もの人たちが、この退屈で不公平な世界に耐え切れず、その身を線路や、川へと落としていく。どうして日本はこんなにも自殺が多いんだろう?でもぼくたちはその事実がとても嬉しかった。日本には天才が多いのだとわかったから。

 

天才に至るためには、必ずこの世界に絶望しなくてはならないんです。人間は絶望というフチから這い上がり、自分の存在価値を認めた時に、天才になるからね。めんどくさいけど、その恩恵はみなさんも御存知のとおり。天才になることは、その人にとって世界の平和にさへ繋がってしまう。

 

では天才に至るための絶望とはどんなものなのか。絶望のバイオリズムを見ていこう!

 

絶望のバイオリズム

 

絶望の世界には、天使と悪魔、それからぼくたちがいる。天使は「天才」、悪魔は「社会」、ぼくたちはそのまんま「ぼくたち」のこと。そんなか弱いぼくたちはよく悪魔にそそのかされて、自殺を考えてしまう。

 

ぼくたちは毎日、会社に出勤していた。来る日も来る日も退屈な日々が続き、そんなことを考えている時に限って、なにかとんでもないミスをしでかして、なんだか偉そうな人に怒られる。ここまでくると、ミスをしてまでも自分から退屈な世界を変えたいと思っているのかもしれない。ちょっとはこのミスで上司も懲りるだろう。そんなことを毎日のように考えていた。

 

社会は悪魔だ。給料という甘い誘惑をして、ぼくたちを誘い込んでくる。しかし、その誘惑に負けたものは、一生悪魔の奴隷にされて、来る日も来る日も労働を強いられる。悪魔はぼくたちのことをモノとしか見ていない。お前らには何の存在価値もないんだと彼らは言ってきた。

 

対する天使は天才だ。この世界に地位と名声を確立して、はるか遠い存在として君臨している。彼らは世界のために役立つことをして、みんなから愛されている。ぼくたちとはまるで雲泥の差だ。そんな彼らを見ていると、それはそれでやる気を奪われ、もう後は頼むと、お願いしたくなる。

 

ぼくたちは天使と悪魔のちょうど中間に位置している。悪魔からそそのかされ、天使ははるか遠い存在。そのなんともいえない距離感がぼくたちを圧迫して、苦しくして、耐え切れなくなったぼくたちはついには自殺を考えるまでに至った。

 

つまり自殺とは、社会において自分に存在価値がなくなった時、天才との遠い現実の違いを実感して、ぼくたちは必要なんだろうか、と考えた時に起こる現象と言えます。もっとわかりやすく言うと、「ぼくって必要ないよね。苦しいだけなら死んでしまった方が楽だよ。天才になんかなれないし」という状況なのです。

 

天才になるか、それとも人生GAMEOVER?

 

逆境っていうのは、魂を目覚めさせてくれるものなんだ

 

人が自殺するとき、ある体験をします。それは過去の記憶が蘇るのだそう。どうでも良さそうな記憶。楽しかった記憶。辛かった記憶。達成した記憶。色んな記憶が蘇ってきて、なんだか懐かしい気分にさせてくれます。ただそれで実際に死んでしまう人もいます。そんな人は愛される体験が少なかったのだと思います。ただ自殺をぎりぎりで踏ん張ってしまう人がいます。それは多くの愛された経験が自殺を食い止めることができたのです。なんてロマンチックな物語でしょうか!そんな人たちが天才になることができるのです。

 

生と死の狭間で人はある人物に出会います。それは神さまです。(いったい誰が神さまなのでしょうか?)神さまはぼくたちに問いかけます。「きみ、死ぬの?もう終わっちゃうの?」そこで人は一生懸命に考えます。もう死んでしまってもいいのだろうか?まだしたいことはないのだろうか?ただそんなことを考えている間に、急にお腹が減って生きようとすることもあります。でもこれではあまり意味がありません。なんにもロマンチックじゃないのです。

 

ここで重要なキーは子どもの体験。子どものころは誰もが楽しかったはずです。毎日夕方遅くまで遊んで、なんの不安も抱え込まずに、楽しんでいた時代。そこで子どもの記憶を思い出すと、人間その続きをしようと考えます。非常に気になるから。そしてその続きへと進んでいけた人が天才となることができるのです。

 

天才は才能が認められたからこそ天才になりえました。才能とは役に立ち、気持ちのいいものでなければなりません。つまり、子どものころの体験はとても楽しいものなので、多くの人に共感を得ることができ、才能になることができるのです。

 

才能さへ認められればこっちのもんです。それは自分の存在価値があったということです。子ども体験を実行した人は天才になり、自殺を思い留めることができるのです。こんなステキなアイデアはそうはありません。ぼくたちが提唱するグッドアイデアは辛いときこそ、子どもでいることなのです。それが天才を生み出すことにつながり、自殺もへり、世界は平和になっていきます。

 

したいことをしていくことは、とても大切なことですが、それだけでは何が何だかわかりません。大抵の人は、いつかしたいことに縛られて、結局何もできずじまいに終わってしまいます。もし、自殺したい人がいて、たまたまこれを呼んでくれた人は、子どものころを思い出して、山や川へいったり、虫をつかまえたり、おままごとをしてみてください。きっと何かしら見つかるはずです。そしたら、エネルギーのある内に、ぼくに連絡くださいね。研究材料として、有意義に使わせて頂きますから。

 

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