Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

天才の人が考えてしまう10の思考群

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天才と呼ばれる人たちには色々な共通点があるわけですが、「天才って普段何を考えてるんだろう」と思ったことがないでしょうか?きっとぼくたち凡人には想像もできないスゴイことを考えているに違いない。そう思い立ったぼくは、彼らの想像力の秘密を探ってみることにしました。

 

 

① 何歳頃に死のうか考えたことがある
天才は常に死ぬことについて思考を巡らせています。死ぬことを考えられるということは、この世界に自分という存在が確かに存在しているということを認識するからです。ぼくの場合はあまりヨボヨボになってまで生きたいとは思わないので40歳ぐらいまでに死ねればと思っています。死にたい理由はひとそれぞれですが(人が生きる理由も決して共通していないからです)、死と常に向き合うことは、生きるという歓びを感じるための最低条件なのです。

 

 

② 自分は純粋だと考えたことがある
純粋であるというと語弊があるかもしれませんが、天才は自分という存在を何よりも大切にしています。要は大衆と同じように行動することを嫌うのです。他人と同じことをしていると、何もかもが当たり前になっていき、それは人間としての死を意味します。動物は群れで行動します。ただのらりくらりと生きることだけを考える存在にはなりたくないのです。

 

 

③ 自分は誰よりも幸福だと考えたことがある
幸福というのはいったい何でしょうか。人間にとってのそれは生まれてきた理由を知るということだとぼくは思っています。人間が死ぬとき、多くの人が後悔をすると言います。その理由は自分が何者だったのかわからないから、もっと好きなことをしていれば良かったと嘆き死んでいくのです。それに比べて天才たちが死ぬときは大きな感謝をしながら死んでいきます。それは自分が何者だったのか理解し、そのために人生を賭けられたからなのです。

 

 

④ 自分は誰よりも不幸だと考えたことがある
彼らの人生は不幸の連続です。世界に絶望しているといっても言い過ぎではありません。その原因は社会の抑圧であり愛する人との別れであり、何か自分が寄り添うものから阻害された時に彼らは人生に絶望し、多くの悲しみのあとに残ったエネルギーを意味ある癒やしへ昇華していくのです。ぼくはこの体験をリベレート体験と呼んでいます。絶望した状況からフロー体験をする劇的な体験が天才を生み出すのです。

 

 

⑤ 世界平和について考えたことがある
世界平和それは天才であるなら必ず考えなければならない運命です。天才の定義は社会をより良くしようと考える人とも言えます。そうでなければアインシュタインエジソンの名前が後世にまで残るわけがありません。天才が世界平和について考える理由は彼らが一度社会から拒絶された人間だからです。そうして社会を俯瞰できたときに社会に蔓延る悪を見つけ出し、悪と対峙することを覚悟するのです(それが才能に繋がります)。

 

 

⑥ 自分の才能について考えたことがある
天才は誰よりも自分を凡人だと考えています。それと同時に自分は誰よりも才能に溢れている人間だと考えています。幼い頃から死と向き合っていた天才は普段から何のために生きているんだろうと考えています。その結果、自分は他人と何が違うんだろうという意識に到達し、才能について考えだすという理由です。

 

 

⑦ 自分は孤独な存在であると考えたことがある
孤独であって孤独ではないのが天才なのですが、彼らの心のうちはいつだって独りなのです。人間は本来、他人の意識を認識することはできません。何となくこんなことが言いたいのかなと感じることはできますが、本心までを理解することはできません。そのことを理解している天才は、どんなに他人が愛想よくしてくれたって、ひたすらに自分を見つめて生きていくのです。自分と全く同じ人間はこの世界には存在しないということを知っているわけです。

 

 

⑧ 自分は三日坊主で天邪鬼だと考えたことがある
天才は飽き性ということがよくあります。同じことを何日も何日もしてはいられないのです。生きることにシビアな彼らは自分にとって興味のないことは人生においてあまり意味がないということを知っているからです。ただそれとは正反対に興味のあることに対しては異常とも言えるほどの集中力を見せます。普通の人が何年もかけて学ぶことを、数ヶ月で覚えてしまうこともあります。生への執着心が強いほど、この集中力は高まっていきます。

 

 

⑨ 自分はロマンチストだと考えたことがある
世界は驚きに満ち溢れています。木の葉の揺らめきや水の落ちる音、人の奏でる音楽や踊り、それらの現象は見た人の人生を変えてしまうことすらあります。その中でも圧倒的にミステリアスで刺激的な体験が女性を愛することなのです。人は必ず欠点をもっています。日本神話にでてくる男性と女性はその欠点を補いあうことで世界を想像していきました。人は他人と合わせて初めて一つになります。それを追い求めることはとてもロマンチックなことなのです。

 

 

⑩ 誰よりも自分を愛していると考えたことがある
天才はナルシストなのかと思うかもしれませんが、そうではありません。この意味を知るためには、愛の定義を知らなければなりません。愛とは何でしょうか。マザーテレサは愛について「関心すること」だといっています。つまり自分を愛しているということは、自分の長所や短所、好きなこと嫌いなこと全てを含めて自分を認識しているということです。自分について全てを知るということは、神さまになったとも言えるのではないでしょうか。神さまは人間に使命を与えます。そして神さまから使命を下された「私」はそれを果たすべく才能を発揮させていくのです。