Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

ドイツの詩人ゲーテ「小さい夢は見るな。それには人を動かす力がない」天才たちが有名になった理由とは?

この世界には天才と呼ばれる人たちがいて、その偉業によって多くの人たちの心をつかんできました。それではどうして、天才たちは多くの人たちに認められることができたのでしょうか?(ぼくらは数人、あるいは会社の組織内でしか認められないというのに。)それにはもちろん理由があります。理由の一つとして天才たちには「大きな意思があった」ことが共通して考えられます。

小さい夢は見るな。それには人を動かす力がない。

ドイツで活躍した詩人ゲーテは小さい夢は見るなと言いました。彼の有名な著作には「若きウェルテルの悩み」「ファウスト」などがあります。叶わぬ恋に悩み自殺する若者の話に、悪魔に魂を売り渡す代わりに、現世でやりたいことをするという話。どちらもこの世界を生きていく上でとても大きな話です。

 

基本的には叶わぬ恋の物語をテーマに描いているゲーテですが、彼が生きていた時代ではそれが当たり前だったのです。だからこそそれは大きな問題であり、多くの人の心に突き刺さったわけです。ここで一つ考えてみましょう。天才たちが有名になれたのは大きな夢(大きな問題)に取り組んできたかどうかです。それはその時代には到底不可能なことにように思えました。ですがその無理難題をゲーテは小説として書き記すことによって成し遂げました。

 

それが彼の成功理由でした。大抵の場合、大きすぎる話は「無理だよそんなの」という言葉が返ってきます。しかしそれに頷いていたら決して成功することはできません。その言葉押しのけて「それでもやらなければいけないんだ」という使命感を持たなければなりません。

 

それではそんな大きな夢を持つためにはぼくたちは何をしたらいいのでしょうか。それは一度自分の身で社会の闇を体験する必要があります。それは正直なところ、自分からそうしようとして体験できるものではありません。なるべくしてなるものだからです。

 

しかし、あなたには何か毎日のように不満に思っていることはないでしょうか?(それがあなたの才能につながります)例えばぼくの場合は天才と凡人の違いに苦悩していました。「どうして天才たちはあんなにも素晴らしい才能があるんだろう。ぼくには全くないのに」毎日のようにぼくは不満を抱いていました。だからこそその闇に気づいたときに、「天才になる方法を考えることは自分の使命なんだ」と認識することができたのです。

まとめ

さて天才が有名になれた理由には、大きな夢を抱いていたかどうかが鍵になっていました。大きな夢というのは直接大きな問題につながり、それは社会の問題でもあります。ぼくはよくおもうのですが、日本では年間三万人もの人たちが今も自殺をしています。彼らが自殺するのには理由があります。それは現実の世界に大きな不満を抱いていた。しかしそれに抗う術を知らず、自分が命を落とすことによってしかその社会の闇を照らす方法がなかったから、彼らは死んでいくのです。今の日本では自殺すらも当たり前になってきて、だれも死んだだけでは見向きもしなくなっています。まさにただの無駄死にです。もし自殺を考えているのなら、それはもう意味のないことに気づく必要があります。

 

もし死ぬぐらいなら天才になればいいのです。(天才にはなれるのです、ぼくがなれたように)もし死にたいような体験をしているのならしめたもの。あとはその問題を浮き彫りにして、ひたすらに考えることです。どうして自分はそのことについて不満に思っているのか。WHYと問い続けるのです。それがあなたの才能を見つけ出すための唯一の方法です。