Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

マニアにとってTwitterは、最高のツールである3つの理由。

マニアはTwitterで「アウトプット」「コミュニティー」「モチベーション」をものにする。

 

 

TwitterはただのSNSを超えたツールになる

ぼくの生活は劇的に変化した。なぜなら「Twitter」を使い始めたからだ。TwitterSNSの代表的なサービスで、世界中の人たちがつぶやき、ネットワークを形成している。知らない人同士で、ふとある話題について雑談しあったり、著名人が個人の意見をつぶやいて炎上したり、企業が広告に使用したりと今では多様な使い方が確認できる。

そんなTwitterは「マニアにとってただのSNSを超えたツールになる」とぼくは考えている。それはTwitterを使うことで「アウトプット」「コミュニティー」「モチベーション」3つを効果的に運用することができるから。その理由について、実際にぼく自身の使い方を公開することで説明しよう。

 

Twitterでアウトプットすると「量」と「質」が身につく

Twitterの基本的な機能に「ツイート」というものがある。ツイートは思いついたことを140字の中で投稿することができる機能だ。140字というのは短すぎず、長すぎない文章量になっていて、意見を伝えるためには要約して投稿する必要がある。

マニアはたいていの場合、自分の考えていることを伝えるために、全てを説明しようとするが、全てを理解するような人たちは、今の社会では存在しないと言ってもいい。そんな中でTwitterのツイート機能は意見を要約し、自分の考えをまとめるための優れたツールになる。

Twitterには連続ツイートという使い方もあり、ある意見に対して連続でツイートすることで、自分の意見を効果的に伝えることができる。そこで例えとして、連続ツイートで有名な茂木健一郎さんのツイートを見てみよう。

 

 

 以上のように、連続ツイートは自分の意見を伝えるために、とても優れた使い方だし、自分の考えを簡潔にまとめることができる。さらにいくつかのメリットがある。連続ツイートは、そのままブログ執筆のアウトラインになり、積み重なったツイートは本として出版することも可能だ。

社会派ブロガーちきりんさんは「多眼思考」という本を出版していて、その内容は全てツイートから引用したものだった。このようにこれからのマニアはTwitterというツールを使いこなすことで様々な恩恵を得ることができるだろう。

 

 フォロワーはコミュニティーとしてみることができる

自分のTwitterをフォローしてくれる人は、「フォローする人のツイートが面白いから」あるいは「日常生活が気になるから」だと考えられる。Twitterのタイムラインにはフォローした人のツイートが次々と流れていく。タイムラインにはただの雑談や広告、イベントの告知が溢れている。

注目するべきはイベントの告知にも使えるという点。つまり、フォロワーが多ければ多いほど、自分の運営しているイベントの参加を呼びかけることができ、コミュニティーを形成することができる。

マニアにとってコミュニティーの形成は最重要項目であり、自分の意見を体系化するために対話を重ねる必要がある。つまり、マニアが開催するトークイベントをツイートして、企画書をアップして、参加を呼びかけることで、人を集めることができるツールとして使用することができる、ということだ。

新政府総理大臣である坂口恭平さんはTwitterを利用して、数々のトークイベントの告知をしている。

 

 

Twitterのフォロワーを国民だと称する彼の後には、確かに大勢の人たちがトークイベントへ参加していて、その数は着々と増えているという。Twitterはマニアがコミュニティーを形成する上で欠かすことのできないものになる。

 

Twitterでモチベーションの管理を

最後に紹介するのは、Twitterを利用したモチベーション管理の方法だ。これは少し驚くかもしれない。しかし、Twitterでツイートする人には理解できるだろう。ツイートすることは、感情の発信でもある。感情に溢れているのなら、ツイートは絶えることはないが、感情が低迷している時、ある日パッとTwitterから姿を消してしまうことがある。

この現象はおそらく、SNS疲れではなく、ただ単純に多くのものを取り入れてしまった結果、考えがまとまらないためにアウトプットをためらってしまう現象である。つまり、ツイートが続けば自分の精神状態は上向きで、ツイートが続かなければ自分の精神状態は下向きだと判断することができる。

これらの状態はどちらを向いているかで、問題というわけではなく、ツイートが続かなければ、「今は色々と考えているのだからゆっくりしよう」と思えばいいし、ツイートが続けば、「今は絶好調だからどんどん思いついたことを行動に移そう」というふうに行動のために指針として利用することができる。

 

おわりに

以上のようにマニアがTwitterを使うメリットとして、

  • 現代に合わせたアウトプット技術の習得
  • 未来のためのコミュニティー形成
  • モチベーション管理による指針づくり

という3つが挙げられる。マニアとしてこれからの社会を生き抜くためには、Twitterはますます欠かせないツールとして利用されていくことだろう。