子どもになりきるためにできる10のアクションー才能を発明するDSAF思考
天才とは「大人で子どもな人」のことをいいます。そんな人たちの生活は4つの基本思考に分けられているのをご存知でしょうか?その4つの思考とは、「Discover」「Strange」「Action」「Fun」であり、それぞれが円を描いています。短くすると、DSAF思考とでも言えばいいのでしょうか。
例えば、アイザック・ニュートンは万有引力を発見しました。始まりは、たった一つのリンゴが落ちてきたことです。そのリンゴの現象を不思議に思ったニュートンは、早速実験を繰り返し、「自然哲学の数学的原理(プリンキピア)」を発表し、万有引力や運動の三法則を発見しました。そしてその発見は、物理学の基礎となり、その後たくさんのオモシロイ法則が発見されていきました。
と、まぁこんな感じに、DSAF思考が子どもであるために天才たちが普段、考える思考方法なのです(ぼくは今、キーボード配列で一列になっていることに気づきました!)。
DSAF思考
Discover=退屈な世界から、新しい何かを発見します
Strange=不思議がり「なんだこれは?」と驚きます
Action=原因を知りたいでの行動に移していきます
Fun=原因の気付きは新たな発見を生み出します
それではそんなDSAF思考を実践するためには、何をしていけばいいのでしょうか。そのヒントをいくつかご紹介していきたいと思います。
- 毎日新しい何かをする
発見をするためには新しく何かを認識する必要があります。そのためには、自分が興味を持ったことのない分野に、恐れず手を出してみることが必要です。
- 他人とは正反対のことをする
他人と同じことをしていると、自分の個性はどうしたって見つからないものです。でも、他人と違うことをすれば、それは個性を生み出します。とっても簡単な方法です。協調性がないと言われて、嫌われるかもしれませんけどね。
- 何も考えない時間をつくる
毎日のように同じ行動を繰り返していると、ふとわずかな違いを発見することがあります。面白いことに、そんな体験こそ大きな発見だったりするのです。
- ロマンチクックな恋をする
文字を持たぬ者に、恋愛は文字を与える。有名な小説家はそういいました。恋愛を成功させるためには、沢山の行動が必要になります。愛は認識することから始まるのです。
- 大きな夢を語りあう
人は一人では夢を叶えることはできません。そもそも夢とは他人の存在がいてこそ成り立つものだからです。イマジネーションをぶつけ合うと、思いもよらぬ発想が、しばしば生まれてきます。人と出会う機会を増やしていくことが必要になってきます。
- 別の生き物と戯れる
子供のころ虫や動物と戯れたことがないでしょうか。彼らは意思を持っていないように見えますが、その先の見えない行動が新たな気づきを与えてくれるのです。彼らと戯れていると、神さまになった気さへします。
- 好き嫌いをはっきりさせる
好きと嫌いを分けると、自分の価値観が見えてきます。与謝野晶子は言いました。「自分の感受性くらい、自分で守ればか者よ」軸があると、日々が楽しくなってきます。
- したいことはすぐやる
やりたいことはすぐにやる。これこそが子どもっぽさではないでしょうか。直感を感じて行動していくと、やがては新たなインスピレーションが湧いてきます。行動を恐れていたら、何にも見つからないのです。
- どうでもいいことはすぐ忘れる
人生の最後には死が待ち構えていて、時間は限られています。それでも何かを成し遂げるには、余分なものを捨てる勇気が必要です。そしてストックを空けておくと、思いも寄らぬ発見があっても、記憶に残すことができるのです。
- ルールを破る
人はとにかくルールに縛られて生きています。社会で生き抜くためには、なくてはならない存在ですが、それを自ら破ったとき、新たな世界を発見することができます。
リベレート体験中は世界に絶望しているので、何もかもが退屈かもしれません。ですがそんな時こそ、新たな発見をすることで、自分だけの存在理由を発見することができます。
世界は退屈だ。そうかもしれない。自殺してしまえば楽なのは間違いない。けれどもう一度、自分に向かって質問してみてください。
もし後悔があるのなら、一瞬でも死んでしまってもいいのだろうか、と思ったのなら、DSAF思考があなたを天才に、この世界をより良いものにする発明家にさせてくれると、ぼくは信じています。