Nowhere Man's Side

何者でもない人達へ

新たな言語とは革命そのものである

これから<天才>という生物に見られる、いくつかの現象を検証してみたいと思います。今回検証する現象は「天才は新たな言語をつくり出す傾向がある」という命題です。「新たな言語? 英語や日本語以外に新しい言語を作るっていうのかい? 笑いもんだ! 新しい言語をつくって、新しい国でも建てようと言うのか! 夢物語はそれぐらいにしときな! 」確かに、新しい言語そのものをつくり出す人もいますが(エスペラント語とか)、もちろん天才という個人においてそんな大きな話ではありません。

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天才の現象について科学的検証をしてみる

物事を科学的に検証する際には、ある現象に対して注意深く観察して、類似性を発見し、独創的な発想力のもと、帰納的に検証をしなければなりません。

そうした場合、天才という現象を科学的に検証するためには、天才の存在をある一つの現象ととらえる必要がありそうです。要するに、天才を一種の生物と仮定して彼らの起こす行動(現象)を観察する必要があるのです。そうして天才を一種の生物と仮定すると、彼らの目的は、他の人間と同様、エゴイズムであり、個人の利益を追求する生き物であることには相違ありません。人間、いや生物というのは自己の繁栄のためだけに存在しようとすることは議論するまでもなく明確です。しかし、一般的な生物と天才という生物はある点を覗いては決定的に異なる生存上での目的が発見されています。

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★どでかいイマジネーションを

さて、さっそくですが質問です。あなたにとって「天才」とはどのような存在でしょうか?「才能のある人?」「独創的なアイデアを思いつく人?」「努力する人?」どれも正しいのかもしれませんが、どれも正しくないとも言えます。

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リンカーンとアメリカンコーヒー

みなさんは気分がうつ向いている時、何をして過ごしているでしょうか。休日にショッピングモールに出かけたり、家族とピクニックに行って気分転換をしているかもしれません。僕がどうしているのかというと、アメリカンコーヒーを片手に本を読んだり、ひたすら好きなアーティストの音楽を聴きながら、街を歩きます。そしてふと何かの匂いに誘われて歩いていると(嗅覚は常に普遍であり、記憶を鮮明に蘇らせます)、昔の情景が思い出されて、ノスタルジックな気分に浸っています

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